社長様へ
しっかり節税して、 会社により多くのお金を残していきましょう。 ただし、過度な節税は禁物です。 「税金が減った、お金も減った」 では意味がないのです。
節税はあくまで会社にお金を残すための方策であり、 その優先順位が1番になってはいけません。 手段が目的化してしまわないよう、 あなたの目的を明確にしましょう。
お金を残すには、まずは本業できっちり利益を出すことです。 そんなこと言われなくてもわかってるよ! 毎日売上を上げることばっかり考えてるよ! という声が聞こえてきそうですが、 売上に目が行くばかりに、肝心の利益が疎かになっていませんか?
あなたの業界、あなたのビジネスのことは、 あなたが1番よく知っています。 どうか、私にそれを教えてください。
私はあなたのビジネスについては素人です。 しかし、その他の多くの事例を知っています。 決算書などの数字からあなたのビジネスを客観的に見て、 より良くするアドバイスができます。
決して難しい財務分析などではありません。 実際のお金の動きなど、「経営者として実感できる数字」を使って、 気づき、発見のある分析を提供します。
試算表や決算書の見方についても一緒に学びましょう。 試算表なんて決算書の下書きみたいなもんだろ? 銀行が出せ出せうるさいから仕方なく作るけど、 決算確定前の数字なんて単なる参考でしょ?どうせ決算で調整するんだし。 恥ずかしながら、私も以前はそう思っていました。
しかし、試算表からは実に色々な情報が読み取れます。 そして昔も今も、試算表は銀行員と話すときの「共通言語」です。 いくら丁寧、流暢な日本語で話しかけても、 相手が英語しか話せないのであれば意味がありません。
銀行員は、試算表という共通フォーマットがあるから他社との比較ができる。 前月、前年との業績の比較もしやすい。 自分なりに分かりやすくまとめた資料で説明するのも良いですが、 情報の受け手の立場になって(銀行内部の情報共有や資料管理のことを)考えれば、 相手の見慣れたフォーマットで情報提供するのが親切です。
もちろん、あなた自身にとっても有用な情報がぎっしり詰まっています。 見方をマスターし、経営に活かしていきましょう。
ご相談いただく時期としては、 新たに事業を立ち上げる前(計画段階)、または、 決算が終わってからすぐ、翌期の役員報酬を決める前が理想です。 決算間際、特に、決算日を過ぎてからだと、 できることが限られてしまい、多く税金を支払うはめになったり、 融資に不利な決算書が出来上がったりと、お役に立てない可能性がございます。 当てはまるお客様は何卒お急ぎください。
今の税理士と違う意見が聞きたい、という 「セカンドオピニオン」としての使い方も可能です。 先代から経営を引き継いだ、 2代目社長、3代目社長などのご相談もお待ちしております。
個人事業主様へ
フリーランスの皆様。 独立の時、分からないことだらけで不安だったことでしょう。 私が税理士を目指した大きな理由、それは、 そんな皆様の力になりたい!と思ったことです。
20年前、私は音楽業界を目指して上京し、 専門学校で学んでいました。 私は挫折しましたが、業界に入って頑張っている当時の友人たちがいます。 そんな彼らの力になりたい、と思いました。 晴れて税理士となり、 友人が確定申告のことで連絡をくれた時は嬉しかったです。
皆様もどうぞ安心してお任せください!
フリーランスあるあるの、 「どのタイミングで法人化しようか?」 「社会保険と税金考えるとどっちが得?消費税は?」 という疑問も、一緒にシミュレートして検討しましょう。
もちろん、フリーランスと呼ばれる方だけでなく、 不動産投資家(大家さん)、 開業医の先生、 飲食店経営者、 など、いろいろな事業主様のご相談をお待ちしております。
ご相談いただく時期としては、 新たに事業を立ち上げる前(計画段階)、または、 その年の確定申告が終わってからすぐ、3月下旬~4月が理想です。 逆に、12月に入ってからや年明け、確定申告期限が近いと、 できる対策が限られてしまい、 多く税金を支払うはめになったり、融資に不利な決算書が出来上がったりと、 お役に立てない可能性がございます。 当てはまるお客様は何卒お急ぎください。
資金繰り・銀行融資
黒字を出し、しっかり節税もできたとしても、 「資金繰り」ができないと倒産、破産が待っています。 資金繰り、銀行融資の交渉は、 経営者の1番の仕事なのです。
そう、税金の計算よりも、これが一番大事です。 資金繰りの問題さえクリアできれば、 赤字であろうと、黒字で税金をいくら払おうと、 ビジネスを続けることができるからです。
「無借金経営」が理想だ、借金はしたくない? その気持ちもわかります。 返済の苦労を感じずに経営できたらどんなに楽でしょうか。
しかし、一番ツライのは、 借金を返していくことではありません。 お金が必要な時に用意できないこと、借りられないことです。 無借金経営にこだわるあまり、普段から借入をしておかなかった結果、 ピンチの時にはどの銀行も助けてくれない。 よく聞く話です。
なぜでしょうか?
あなたが銀行員の立場だと想像してみてください。 普段、融資取引のない会社が突然やってきて、 ピンチなので貸してほしいと言う。 ピンチなので当然、決算書も試算表も数字は悪い。 これまでの融資の実績もない。 口座は5年前に開設しているようだが、 毎月、電気代の引き落としがあるだけ。 こんなの銀行取引の実績に入るわけない。 敢えてサラリーマンのあなたがこのよく知らない会社に融資して、 不良債権化し、銀行内での自分の評価が下がるリスクは抱えたくないでしょう。
さらに言いますと、 コロナが明け、これまでの「コロナ融資バブル」とでも言いましょうか、 金融機関の積極的な融資体制は大きく転換しています。 既に融資先の選別が始まっており、業績不振の会社にとっては厳しい時代がやってきました。
普段から借りておくことがとても大切なのです。 ただし、そのお金は他人のお金だ、という意識は忘れずに。 毎月試算表を見て、資金繰り表を作って、 いくらなら使っても良いか? 近い将来、そして数年後、手元の資金はどうなるか? のチェックは欠かさずに行いましょう。
それと、実は…
資金繰りについてきちんとアドバイスできる税理士は意外と少ないです。 なぜか?
税理士試験の受験科目には、 資金繰りも銀行融資相談もないからです。
批判してもしょうがありません。 大学を出て、税理士事務所に(あるいは税務署に)就職し、 税理士として独り立ちするまでの間の狭い世界では、 自身でお金を動かし、日々の資金繰りで頭を悩ませる、 という経験はなかなかできないのです。
私は、会社代表として実際に日々の資金繰りや銀行交渉を行い、 会社設立時から経営を退くまでの3年半の間に、 延べ8,000万円の融資を受けることに成功しました。 創業融資、好況時の追加融資、それに業績下降時の借入1本化も、 自身で作った試算表、業績推移表、資金繰り表や、 改善計画書などを基に金融機関に説明し、交渉しました。
資金繰りの大変さ、借金の苦しさも、ありがたさも身を持って知っています。 このような税理士はなかなか他にはいないでしょう。 私の経験を、あなたのビジネスにお役立てください。
ただ、いざ資金繰りに行き詰まってからだと、 打つ手が限られ、お役に立てない可能性がございます。 取り組んですぐに効果が出るような対策ばかりではありません。 ぜひ、お早目にご相談ください。
業務効率化
未入力の請求書、領収書が何か月分も溜まっている。 銀行に催促されてから、ようやく試算表を作る。 そんな皆様の、記帳代行・経理業務改善のアドバイスをいたします。
経理部門に割く人手やお金が足りない、と悩んでいませんか? また、社長が経理もやっている「ひとり社長」の会社も多いことでしょう。
営業や製造などの現場出身の社長の中には、 経理なんて、やったって売上に結びつかない。 優先順位は二の次、あんなのは絞りカスみたいなもんだ! などと思っている方もいらっしゃるかもしれません。
このような状態だと、はっきり言って儲かりません。
ニワトリが先か卵が先か、という問題はありますが、 儲かっている会社のほとんどは、経理がしっかりできています。 前の月の試算表が、早ければ翌月の初旬(!)、 どんなに遅くても2か月遅れで仕上がっています。
今、あなたのお手元にある試算表は、 一体何か月前のものでしょうか? 試算表もないのに、どのように自社の業績を把握できるというのでしょうか? 預金残高が増えたから儲かっている、 減ったから損している?
あなたの会社が借入も在庫も前受金もなく、 設備投資も(社長の車も!)ないのであれば、 それでもある程度は把握できるかもしれませんが、 そうでないなら、恐らくその判断は間違っています。
実際、税理士から試算表や決算書を見せられ、 「こんなはずはない!」 と驚いた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
夜道を、ライトも点けずにアクセルを踏み込んでは、 ガードレールを突き破って谷底に真っ逆さまです。 それは「勇気」でなはく「無謀」です。 経理は、単なる過去の事実の集計結果ではありません。 あなたのビジネスの進路を灯してくれるライトにもなるのです。
これから経理業務の改善を目指す方には、 最新のクラウド会計ソフトを使った帳簿記帳代行、あるいは、 半自動化された自計化(自社で帳簿をつけること) がオススメです。
インターネットバンキング、クレジットカード、それに、 スマートフォンでのレシート撮影機能などを使えば、 これまでの半分~10分の1の時間での記帳が可能となり、 経理をする方の負担、コストを減らすことができます。 皆様の限りある時間を、より生産的な活動に使ったり、 プライベートに充てたりすることが可能になるのです。
そしてもちろん、適時に経営情報を得ることができるようになり、 より早く次の手、改善策を打つことができます。
最初の体制作りに成功すれば、 その効果はずっと継続します。 むしろ、ソフトを使い続けるほどに学習機能が働き、 更なる効果を発揮するようになるのです。
最小限の労力で最大限の効果を得るためには、 今すぐ、どうぞご相談ください。
起業支援・会社設立
これから独立する方、 これから会社を立ち上げる方。 ぜひ、計画段階からご相談ください。 最初の一歩を間違うと、後から修正するには その何倍もの時間と労力が必要となります。
スタートアップのドキドキとワクワクには、 他では味わうことのできない魅力がありますよね。 皆様の輝かしい第一歩のお手伝いができることは、 私にとってとても光栄なことです。
税務・会計・資金繰り・業務効率化など、 私の税理士として、会社経営者としての経験をフル活用し、 皆様のビジネスを成功させるお手伝いをいたします。
ここに衝撃的なデータがあります。 一説には、創業後、10年続く企業の割合はなんと、 わずか「10%」と言われているそうです。
どの会社も利益を生もうとして頑張っているのに、 10社中9社が倒産、廃業を余儀なくされているというのです。
皆様には、その多数派の9社ではなく、 残りの1社になってもらいたい。
あなたのビジネスのゴールはどこに置きますか?10年後、どうなっていたいですか? このビジネスを通じて何を達成したいのですか? 目標が曖昧だと、成功は難しいでしょう。 しかし、しっかりと目標を定めることで、あなたの脳は素晴らしい能力を発揮し、 その目標に向かって真っすぐに進んでいけることでしょう。
創業前の事業計画の段階から、第三者の目線を交えて、 計画が楽観的になりすぎていないか? どんなリスクがあるか?どうやってリスクを抑えるのか? 必要な資金は?調達方法は?途中で底をついたりしないか? 個人事業?株式会社?それとも合同会社? など、しっかり検討していきましょう。
このような事業計画を一緒に作るためにも、 ぜひ、事業を立ち上げる前、銀行に相談に行く前にご相談ください。 現在お勤めの方なら、退職前のほうが良いでしょう。 早い時期から専門家と関わり、対話し、知識を得ることで、 経営者として大きく成長することができるのは間違いありません。
相続・贈与
ウチは資産家じゃないし、 相続なんて自分には関係ない、と思っていませんか? 実は、相続で困ることが多いのは、 分けられる資産が少ない「普通の家庭」なのです。
ビジネスの将来像を描くのと同時に、これらの問題についても一緒に考えてみましょう。
自分はまだ若いから考える必要がない、などと思っていませんか? あなたはまだ若くても、親御さんの今後を考える年齢ではありませんか? 私の同級生でさえ、親を50代や60代で亡くした方もいらっしゃいます。
それに、あなたも私も「万が一」ということはあり得ます。 私の祖母は、40代半ばでガンで亡くなりました。私が生まれる前のことです。 同級生の訃報を聞いたこともあります。 万に一つぐらいしか起こらないから「万が一」ですが、 その「一」が起こるのは、あなたかもしれません。
それが起こるのは30年後か、10年後か、 それとも明日か。 「いつか」来る相続は、「いつ」来るかは誰にもわからないのです。 今、ご相談いただくことが、大きな安心につながります。